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EXPO'70
> 電気通信館
建築設計
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電信電話公社建築局
構造設計
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電信電話公社建築局
建築施工元請
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戸田建設株式会社
規模 床面積
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3,800平方m
長さ
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120m
幅
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13m
高さ
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25m
構造形式
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吊り屋根構造
電気通信館テント彫刻として、ディスプレイ建築を意図とした東口広場の黄色いテント体は、新聞記者から「毛虫」と呼ばれています。
巨大な日本館の隣に横たわる姿は、どう見ても「毛虫」としか見えないでしょう。
観客は毎日「毛虫」の胴体に吸い込まれてゆく。そこにメインホールへのアプローチであり「人間とコミュニケーション」を主題とする映像――音響――照明の展示が内蔵されています。
<鉄骨造の_体から突出したツノにテントをかけ、皮膚のように全体を覆い、有機体を思わせる微妙な曲面のシルエットとなっている。雨覆いとしてのテントは、内部構造のディテールを楽に構成させ、テントによって保持される空気層は、内部の環境をやわらげるだろう。
>−建築雑誌ディテール24号−
テントの各面は、HPシェルを形成して風振動を防ぎ、ハロゲン・ランプに照された夜景は、テントと思えないほど充実感があります。
このオリジナルなテント体を創り出すために、若いテント技術者と設計スタッフの一人とが、開会寸前の日まで「毛虫」にとりつかれていたことが忘れられません。
新しい若い創造こそEXPO70の楽しさというべきです。
(太陽工業カタログ「The Tent」より)
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