膜構造技術の発展のために

公益財団法人能村膜構造技術振興財団は、膜材料の素材の研究及び膜材料を利用した膜構造技術に関する研究開発活動及び国際交流の推進を図るため、設立されました。
膜構造の可能性を引き出すためには、膜材料の素材の研究、膜材料の性質、性状の把握、膜面応力の解析手法等、及び構造としてのフィージビリティスタディーなど、基礎的な研究から応用技術まで、より高度な研究が押進められなければなりません。
本財団は、膜構造技術の研究開発活動の助成、及び、国際交流への助成並びに人材の育成を行うことにより膜構造技術の発展を図り、もって科学技術と社会経済の発展に貢献することを目的としています。

※当財団は2012年4月1日に公益認定の登記を行ない、公益財団法人となりました。

 

助成金制度

当財団が推進、振興しようとしています膜構造技術とは、膜構造に用いられる新しい膜材料や、膜材料の新しい機能、性能及び用途に関する技術、膜材料を利用してつくられる建造物・構築物・工作物に関する技術(建築、海洋・土木、航空・宇宙、物流・船舶等)です。
これら膜材料の開発・応用、膜面の力学特性や解析方法、膜構造物やこれに限らない膜構造の新しい用途・膜加工法・膜架構法の研究等、また、これらの技術に関連する環境負荷やリサイクルの研究等、膜構造技術の発展に有意義な諸々の研究を、助成金交付の対象としております。

※本年度は令和6年7月1日から8月31日まで募集を受け付けます。

募集要領

 

奨学事業

膜構造技術に関する基礎工学を専攻する学生(大学の博士前期課程に在籍し、博士後期課程への進学を希望するもの、または現在博士後期課程の1年もしくは2年に在籍するもの)に対して奨学金を給付する。

※本年度は令和6年7月1日から10月31日まで募集を受け付けます。

募集要領