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EXPO'70
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マッシュバルーンEXPO'70
マッシュバルーン全景写真 DATA
建築設計 沖種郎・株式会社設計連合
構造設計 株式会社 青木繁研究室
形がキノコに似ているので、マッシュバルーンと呼ばれ、エキスポランドの遊星空間の主役として、優雅でダイナミックな容姿を誇っています。
構造は円い空気の座ぶとんを、45本のワイヤーで吊っており、そのワイヤーは1本にまとめられ、ボールの中を通って地下のウインチへつながっています。ウインチを巻いて15分位の時間でつぼみます。夜はつぼんで眠りにつき、朝開きます。
大きさは直径30m、20mが各1基、15mが3基です。
沖種郎氏(日本建築家協会理事)の当時のコメント
マッシュバルーンの写真マッシュバルーンという名が示すとおり、きのこ型をした空気構造で、空気の流量と吊り鋼との併用操作によって随時に開閉するシェルターです。そこに立っている傘の最大径は30mですが、これを50m迄大きくすることは、いまの技術段階で可能です。
この構造物は、機能的意義よりもむしろモビリテイという新し い建築概念を具象化している意味合いの方が大きいかもしれません。このような造型が、キャンバスを用いて始めて可能であった事を思えば、こん後わたし達の生活の場を豊かにする視覚言語の素材として、キャンバスがなお秘めている力は大きいと考えねばなりません。
(太陽工業カタログ「The Tent」より)
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