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EXPO'70
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富士グループパビリオンEXPO'70
富士グループパビリオンの写真 DATA
建築設計 村田豊建築設計事務所 大成建設株式会社
構造設計 川口 衞構造設計事務所
建築施工元請 大成建設株式会社
規模 平面積 円形(直径=50m)約2,000平方m
長さ 64m
50m
高さ 31m
構造形式 二重空気膜(管圧)構造
村田豊(村田豊建築設計事務所)の当時のコメント
富士グループパビリオン外観の写真ニューマチック・ストラクチュアは、古典的建築の構造原理とはまったく異なった、新しい原理にもとづいて設計したものです。
古典的建築とは逆に外力は建物の自重を越え、自重と外力との関係が逆転してしまうのです。
この特性が巨大な建造物を可能とし、屋内容積64,500平方mにおよぶ大空間を作りだしているのです。
また、管圧式空気構造のメリットとして、その屋内空間は屋外と同一気圧で、一重膜面構造物と異なり建物の内外の気圧差を設ける必要もなく、開放的なのが特長です。
建築の主体構造をなすエア・ビームの強度は、各ビームの内圧を常時1.08気圧に保ち、30m/secを越える台風に対しては、1.25気圧に上げる――外力に対応した操作が可能なことも大きな利点です。
基本形は球体であるため、形態的にも強烈な力学的特性を主張できますし、撤去運搬も容易なので、このような博覧会建築には、ニューマチック・ストラクチュアは適しています。
(太陽工業カタログ「The Tent」より)
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