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コンクリートキャンバスとは

コンクリートキャンバス(CC)とは英国で開発されたコンクリートとキャンバス(布地)の複合材料です。
特殊配合のドライコンクリートミックスを3次元の繊維マトリックス織編物とPVCシートでサンドイッチしたセメント封入キャンバスです。





コンクリートキャンバスの特徴

簡単施工 CCは重機等が進入不可能な場所でも施工できるように、人力で運搬可能な形態または重機による大規模高速施工が可能な形態があります。計量や練混ぜが不要で、水量過剰となることもありません。また水中施工や海水による水和も可能です。
早い 一旦水和しても、CCは約2時間はワーカブルな状態にあり、24時間で80%の強度増進が見込めます。専用の硬化促進剤や遅延剤も使用可能です。
環境にやさしい CCは多くの用途で従来のコンクリートに比べて使用材料を最大95%削減できる、低用量、低炭素のテクノロジーです。遊離アルカリ量が限定的で、すり減り量が少ないことから、地域の生態系への影響を最小限に抑えられます。
柔らかい CCはドレープ性に優れており、二重曲率を有する複雑な形の表面に合わせることが可能です。また、固める前のCCは身近な道具を使っての切断や調整が可能です。
強い 繊維強化されているため亀裂が防止されると共に衝撃によるエネルギーの吸収につながり、欠陥モードが安定しています。
耐久性 CCは耐化学性と耐候性を有しており、紫外線による劣化もありません。
防水性 片面にポリ塩化ビニル(PVC)が裏張りされており、優れた防水性と耐化学性を有しています。
防火性 CCには防火性があり、炎が表面に広がらず煙の発生を低く抑えると共に有害ガスの放出を最小限に抑えます。EuroclassでB-s1、d0に分類されています。

JUST ADD WATER


水和する前のコンクリートキャンバスは柔軟性に富み自由に折り曲げたり、カッターで切断することも可能です。
複雑な形状にも良くなじみ、所要の位置に敷設して、後はJUST ADD WATER。水をかけるだけで薄く高耐久で水密性が高く火にも強いコンクリート面を作ることができます。 水和には淡水はもちろん、海水も使用可能です。

コンクリートキャンバスの仕様

コンクリートキャンバスには厚さにより3つのタイプがあります。

それぞれのコンクリートキャンバスは人力施工が可能なバッチロールと重機による大規模施工用のバルクロールの2形態を選択して頂けます。



コンクリートキャンバスの性能



その他、耐久性等各種試験に合格しています

施工手順(水路の場合)


CCを設置面に沿わせるよう敷設します。この際柔らかい土砂や植生物、大きい石や空洞などはようにします。また、CCは地面によく馴染みますので仕上がりを重できる限り取り除きCCの損傷を防ぐ視される場合には地面の成形を入念に行って下さい。 PVCシートを下面に、所定の位置にCCを展張します。連続して敷設する場合には重ね代を100mm以上取るようにして下さい。また、全ての継ぎ目は流れの方向となるようにします。 必要に応じてCCを切断加工します。硬化前であれば一般的なカッターやディスクカッターなどで切断可能です。
CCは定着しないままでも杭で固定することもできます。(設計によります)杭はCCの延長に沿って、また各継ぎ目に打設します。 設置が終了した後、散水等により、CCを水和させます。(海水でも構いません)状況により1時間後に再度散水します。 接合部は、硬化するまで土のう等で押さえるだけでも十分ですが、木ネジ等で結合することもできます。
硬化前のCCは非常に柔軟で桝への接続や終末点の処理を簡単に行うことができます。 CCはいったん水和反応が始まっても凡そ2時間はワーカブルな状態にあります。(熱帯域では左記は減少する傾向があります。)CCは24時間で10日強度の80%まで強度が増進します。
詳しくは

用途

コンクリートキャンバスはその独特な性能を生かして様々な場所で使用されています。

水路工   浸食防止(表面保護)
 
堰堤保護   管路保護
 
デザイン   シェルター
 

環境への影響

CO2の削減

コンクリートキャンバス(CC)は既製の材料ロールからコンクリートの薄膜を敷く唯一の方法です。表面材として用いた場合、打設コンクリートでは最大150 mmを要するのに対し、その多くをわずか8 mmの薄さで置き換えることが可能です。その結果、一般的な建設計画であれば材料を95%節約できます。

これにより、材料節約を通じてだけでなく道路輸送や現場で要する時間の面からも建設作業のCO2排出量が直接的に削減されます。

流出が少ない

CCではコンクリートの乾燥粉末が3次元の繊維マトリクス中に閉じ込められています。水中での効果を示すためBS8443に基づいて試験を行ったところ、CCの質量は3%しか低下しませんでした。これに対し特殊水中コンクリートの場合、一般に質量が10〜15%低下するだけでなく打設するためにはさらに多量に必要となります。

遊離アルカリが少ない

CCは限定的な遊離アルカリ量の特殊な早強コンクリートを使用しています。大抵のコンクリートと異なり、刺激物には分類されず環境への害が少ない製品です。

緑化

表面(繊維面)が非処理のCCでは、表面が粗いため苔が生育し、時間が経つにつれて自然に「緑色」になります。一方、繊維強化コンクリート層では植物の根が生えると水流の妨げとなり維持費増大につながるため、植物が生えないようになっています。

EA承認(英国)

環境局(EA)生物多様性チームにより、2010年にChurch Village BypassプロジェクトでのCCの使用が承認されました。利点として「表面が粗く河道の形態に多様性を与える」こと、「河道の流路に湾曲」を導入できること等が挙げられています。

これ以降、複数のプロジェクトで個別の判断に基づく承認を受けており、最近では雑草防止としてEA内で使用する目的でEAによる直接購入の実績を得ています。

国内施工事例

【和歌山県】
十津川林道中金竹筒線
【静岡県】
東富士演習場
第1静爆訓練場
【北海道】
北海道大演習場
定期整備
【北海道】
北海道大演習場
定期整備
【静岡県】
水路工事
【滋賀県】
饗庭野演習場定期整備
【神奈川県】
東名高速道
元石川地区保全
【栃木県】
竜化の滝人道橋工事
【群馬県】
H25浅間山北麓砂防
施設整備(その2)工事
【山梨県】
中央高速道
甲府南IC保全
【長野県】
平26年度 奥地保安林
保全緊急対策事業
第7号工事
【秋田県】 北ヶ沢林道改良工事
【群馬県】
H25三原上流第二
床固護床工外工事
【岡山県】
日本原演習場定期整備
【鹿児島県】
法面保護工事
【大分県】
日出生台演習場定期整備
   
【長野県】
上信越自動車道
佐久管内道路保全工事
【東京都】
中央自動車道八王子
管内維持修繕業務
   
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